T2の使う陶芸技法
菊練り
のちの行程をスムーズに行うために粘土を練り、中に含まれる空気を抜き粘土の粒子を整える事。
タタラ成形
タタラ板と呼ばれる道具を用いて粘土を板状にスライスし、その板状の粘土を加工、成形する事。
ポンス抜き
ポンスを用いて板状の粘土を型抜きする事。ポンスは市販のクッキー型等で代用可。
化粧掛け
下掛け、エンゴベとも呼ばれる。着色された泥状の粘土で表面を覆う事。
スリップ技法(スリップウェア)
化粧土を用いた加飾技法の事。
例1:二種類の化粧土を用いる。
一種類目を表面全体に施したのち、それが乾ききらないうちに二種類目で紋様を描く。ケーキの装飾やラテアートにみられるような液状物体特有の交わりが特徴。
例2:一種類の化粧土を用いる。
化粧土を施したのち、それが半乾きのうちに指やハケなどでなぞり紋様を施す。
押し模様
所定の型を粘土が固くならないうちに表面に押し込み、任意の凹模様を作り出す事。道具は石膏型、木型等が適しているが形が合えばなんでもいい。
例:丸型の凹模様が作りたければ円柱状の型で押し込む。
線刻
ピックやヘラ等の道具を用いて粘土の表面を引っ掻いたり押し込んだりして、任意の凹模様を作り出す事。文字のような細かい模様を作り出す事に適している。
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